高配当株投資は、安定したインカムゲインを狙える人気の投資スタイルです。
特に配当利回り5%超となれば、注目度は一気にアップ
この記事では、2025年6月23日時点で東証プライム市場を中心に、配当利回りが5%を超えている銘柄15選をピックアップ。
初心者にもわかりやすく、銘柄の特徴や業種、配当政策までを一気にご紹介します!
🔰 配当利回りとは?簡単におさらい
配当利回り(%) = 1株あたりの年間配当 ÷ 株価 × 100
たとえば、株価2,000円で配当金が年間100円なら利回りは5%になります。
利回りが高いほど「投資額に対するリターンが大きい」といえますが、利回りだけで判断するのは危険。業績悪化で配当が減らされる「減配リスク」もあるため、配当の持続性が重要です。
🏆 注目の高配当株3選(利回り6〜7%台)
🥇 クレハ(4023)|利回り 約7.1%
- 2026年3月期配当予想:216円(大幅増配)
- 配当方針:DOE 5%を目安に安定配当へ移行
- 事業内容:化学製品・家庭用品(クレラップなど)
高い自己資本比率を背景に、安定配当+増配期待の両方を持つ優良株。高配当×財務健全性で人気急上昇中。
🥈 UTグループ(2146)|利回り 約6.8%
- 3期連続増配中/2026年も増配予定(予想利回り8%超の見方も)
- 配当性向:約60%(利益の半分以上を配当)
- 事業内容:製造業向け人材派遣/派遣先:半導体・自動車など
景気敏感業種ながら、積極的な株主還元を継続中。中長期で保有したい配当成長株です。
🥉 DMS(9782)|利回り 約7.6%
- 2026年3月期:配当予想228円(中間110円+期末118円)
- 配当性向:なんと160%超!
- 事業内容:ダイレクトメール・販促支援
配当性向が非常に高く、短期的な利回り狙い向け。持続性はチェックしつつ高利回りを狙いたい投資家におすすめ。
📋 配当利回り5%超の高配当株リスト(残り12銘柄)
順位 | 銘柄名(コード) | 利回り | 配当金額 | 業種 |
---|---|---|---|---|
4 | 大平洋金属(5541) | 6.99% | 120円 | 金属加工 |
5 | 共和レザー(3553) | 6.70% | 52円 | 皮革製品 |
6 | 黒田グループ(287A) | 6.63% | 61円 | 建設関連 |
7 | 新家工業(7305) | 6.59% | 300円 | パイプ製造 |
8 | 伊藤ハム米久HD(2296) | 6.53% | 320円 | 食肉加工 |
9 | イクヨ(7273) | 6.47% | 33円 | 自動車部品 |
10 | THK(6481) | 6.38% | 246円 | 機械部品 |
11 | 青山商事(8219) | 6.38% | 136円 | アパレル |
12 | ユニプレス(5949) | 6.38% | 60円 | 自動車部品 |
13 | ネツレン(5976) | 6.23% | 67円 | 設備工事 |
14 | 高島(8007) | 6.23% | 90円 | 商社・百貨店 |
15 | 日本触媒(4114) | 6.19% | 100円 | 化学製品 |
※いずれも2025年6月23日時点の株価・配当予想に基づく利回りです。
💡 高配当株を選ぶ3つのポイント
- 業績が安定しているか?
→ 減配リスクを避けるために、過去の決算・利益推移を要チェック。 - 配当性向は高すぎないか?
→ 100%を超えている場合、長期の継続には注意が必要。 - 連続増配企業か?
→ 配当成長も意識すると、インフレ対策にも有効です。
✅ まとめ:利回りだけでなく「持続性」で選ぼう
2025年6月現在、東証プライムには利回り5%を超える銘柄が数多く存在します。
ただし、利回りが高い=安全ではないため、「なぜ利回りが高いのか?」を見極めることが重要です。
高配当株投資は、資産形成における“安定した柱”になり得ます。
銘柄を分散しながら、じっくりコツコツ、配当という“果実”を育てていきましょう!