高配当株に投資するなら「利回りが高い」だけでなく、業績の安定性・成長性・還元方針にも注目すべきです。
最近私が色々探していた中で、お勧めの高配当日本株を厳選して3点記載します。自分も保有していますが、あくまでも売買は自己責任でお願いします。
🎯 1. 高島(8007)|割安・安定・高利回りの三拍子
📌 基本データ(2025年7月時点)
- 株価:1,592円(2025年7月11日)
- 配当利回り:5.65%
- PER:14.3倍
- PBR:1.14倍
個人評価
- 利回り5%超と高水準ながら、まだ割安水準。
- 主力の卸売業は2025年も安定推移。
- 中期経営計画サステナV(バリュー)最終年度までの2年間(2025年3月期及び2026年3月期)の限定措置として、配当性向80%以上、総還元性向100%
- 成長よりも収益安定重視の投資家に向く。中長期保有に適した高配当&堅実株。
- 2025年9月30日を基準日として普通株式1株につき、2株の割合をもって分割を発表。2026年3月期においては、1株当たり90円の年間配当
2027年3月期以降の配当性向などがどのようになるかは注視が必要ですが、業績は好調のようなのでとりあえず9月の配当をもらうまでは保持する予定です。
🏙️ 2. ムゲンエステート(3299)|不動産再生を軸にした成長+高配当
📌 基本データ(2025年7月時点)
- 株価:約1,920円
- 配当利回り:約5.5〜6.0%(予想)
- PER:約6倍
- PBR:約1.48倍
個人評価
ムゲンエステートは、首都圏の中古マンション再販を得意とする不動産会社。景気に左右されやすい業種ではありますが、リノベーション需要の拡大とともに安定した売上を確保。
- 超割安PER水準(6倍台)。J-REITや住宅再生セグメントで収益性が改善傾向。
- PBR1.5倍弱と評価されており、現在の株価は市場に割安と判断されている水準。
- 利回りと業績のバランスが取れており、キャッシュフローも堅調。
- 成長余地を含めれば、おおきな魅力ある中堅不動産株。
🏢 3. 日本エスコン(8892)
📌 基本データ(2025年7月時点)
- 株価:1,023円前後
- 配当利回り:4.67%(会社予想)
- PER:**8.54倍
- PBR:**1.24倍
個人評価
割安バリュー×収益安定×高利回りと3拍子揃った優良株との評価。
- マンション販売+開発など多角化型不動産企業。連続増益・ROE14%強と収益性高い
- PER約8.5倍と市場平均より割安、PBR1.2倍台も適正または割安レンジ。
- 配当性向は2025年3月期で41%、剰余金還元も実施 。
- 株主優待もQUOカードがもらえるのでかなりお勧め
🧭 全体比較まとめ
銘柄 | 株価 | 利回り | PER | PBR | アナリスト評価_キーワード |
---|---|---|---|---|---|
高島(8007) | 1,592円 | 5.65% | 14.3 | 1.14 | 安定商社、不動産安定性、長期保有向き |
ムゲンエステート(3299) | 1,920円 | 約5.5% | 6.7 | 1.48 | 超割安、不動産再生テーマ、収益改善中 |
日本エスコン(8892) | 1,023円 | 4.67% | 8.54 | 1.24 | 多角化不動産、割安中、配当+還元両立 |
✅ まとめ
- 高島:安定性・高利回り重視の方に最適。成長よりもキャッシュ寄りの安定配当株。
- ムゲンエステート:割安株+不動産再生の成長も狙える、注目のバリュー株。
- 日本エスコン:収益性良好・バランス型高配当株。「配当+株主還元」重視のリターン性に優れる。
投資はあくまで自己責任でお願いします。